2014年6月23日

ええっ!牟岐にこんなすごい人がいたなんて!

牟岐町出身・社会派ノンフィクション作家「木本正次」さん
    ~牟岐町立図書館で資料展を開催~

と き:2014年6月開催中~7月13日
ところ:牟岐町立図書館

木本 正次(きもと しょうじ、1912年10月5日 ~1995年1月26日) 牟岐町出身のノンフィクション作家「木本正次」氏。徳島県の中でもご存じの方は少ないのではないでしょうか 牟岐町出身のこんなにすごい人がいたなんて。 彼は元毎日新聞記者で、後に高度成長期のビッグプロジェクトや企業人の伝記などを得意としたノンフィクション 作家になりました。いわゆる培った取材の腕を存分に発揮したということでしょう。新聞記者出身らしい社会派 ライターとして「ノンフィクション小説」の分野に大きな足跡を残しました。

  • 作品の一部

・「反逆の走路」豊田喜一郎氏の生涯

・「砂の十字架」鹿島臨海工業団地開発・・・「蘇る大地」のタイトルで映画化

・「夜明けへの挑戦」豊田喜一郎伝・・・「遥かなる走路」のタイトルで映画化

・「出光佐三語録」出光石油創業者

・「刀塚」(直木賞候補)

・「黒部の太陽」黒四ダム建設・・・同名で映画化

・「日本暖流」牟岐元町長・大平正敏氏をモデルに新聞小説

・「四阪島~公害とその克服の人間記録』

・「騎手・福永洋一「奇跡への挑戦」

「黒部の太陽」はご存じのとおり1968年、石原裕次郎、三船敏郎主演で映画化されました。 すさまじい工事現場での迫真の映像が話題になりました。
下の新聞記事にあるとおり、7月13日まで、牟岐町立図書館で彼の業績を紹介する資料展が開かれています。
「牟岐町からこんなに活躍した作家が輩出したことを、町民に広く知ってもらいたい」(図書館司書・木本千代子さん)。 今回は木本さんの遺族や県立文学書道館などから借りた資料も展示されていますが、牟岐町立図書館には19冊の貸し出し 可能な著作が所蔵されているそうです。
地元に残ってふる里のためにがんばる人、ふる里の心を糧にしながら都会に出てがんばる人、いろいろな人がいます。
ふる里牟岐町から飛び立って大きな業績を残した作家:木本正次さんのことを、詳しく紹介している町立図書館にぜひ足を お運びください。

PAGE TOP