2024年2月7日

2023年度自動車運転免許取得特別講座 閉講式を開催

2024年2月3日(土)、7月から7ヶ月間30回に亘る、自動車運転免許取得特別講座の最終日を迎えることが出来ました。最後の講座に先立ち閉講式が行われ、労福協森本会長から、
「7ヶ月間に及ぶ長期にわたり熱心に受講された受講生の皆さんご苦労様でした。また優しいハートで厳しく指導された寶(たから)先生に心から御礼申し上げます。これからも、一緒に勉強した仲間と連絡を取り合いながら、励ましあって目標を達成していただき、また交通に関する情報にも敏感になって事故を起こさないよう心掛けていただきたい。長い人生、チャレンジする心を持ち続け、努力を惜しまず頑張ってほしいと思います。皆さんの今後に輝かしい未来が待っていることを祈念申し上げます。」
と、閉講に際してのエールが送られました。


明るい未来に向けてエールを送る森本会長    寶(たから)先生からは力強い励ましのお言葉が

 

講師の寶先生からは、
「今日までに習ったことは、事故を起こさないための最低限のルールです。車はとても便利な反面、凶器にもなります。免許取得後もマナーを守り事故を起こさない、違反をしないよう模範を示して運転してください。いつ免許が取れるか楽しみに待っています。家でも改めて勉強のし直しをしてくださいね」
と、免許取得に向けて温かい激励のお言葉をいただきました。

 


受講生からは、「長期に亘りご指導ありがとうございました。初めのうちは、分からないことばかりでしたが、受講回数を重ねるごとに少しずつ理解できるようになりました。今日で最後の受講になりますが、今後は家でも勉強して早く免許が取れるように頑張ります。また、免許を取ってからも安全を心掛け運転したいと思います。」と受講の感想や、お礼の言葉が述べられました。

 

寶先生皆さん、私の授業のやり方は厳しかったですか?(生徒さんたちは笑顔) 


それはあなたたちの身の安全のために、間違って覚えたらいかんからです、
自信を持って厳しくやりました(笑)、と寶先生からの愛情あふれる「贈る言葉」 

 

<続いて最後の講座が始まりました>
いよいよ最後の講座が始まりました。南部講座ならではの一つの特長は、保護者の方々も一緒に講座を受け、家に帰ってお互いに復習したり、励ましあったりしていることです。寶先生の情熱溢れるご指導に加え、こんなことも南部講座の生徒さんの免許取得率が高い理由かもしれません。

 

「障がい者のための自動車運転免許取得特別講座」

~今までに55人が免許を取得、自ら人生の進路をきりひらき、社会に出て活躍中です~

この講座の正式名称は「障がい者のための自動車運転免許取得特別講座」といいます。療育手帳を持ち軽度の障がいのある方などを対象とした講座です。この講座では自動車学校に入った時に授業をスムーズに理解できるように、事前に学科の授業をひととおり学びます。そして何度も繰り返し勉強することで専門用語や独特の質問内容などを理解していただき、入校後のスムーズな免許取得につなげます。
これは運転免許を取得することで就職活動の時に選択する職場の幅が広がり、生活そのものの世界や視野が飛躍的に広がり自立へと向かっていくことへの応援・サポートをするための活動です。
「公益社団法人・徳島県労働者福祉協議会(徳島県労福協)」が主催し、講座の運営・進行は徳島南部ライフサポートセンターが担当しています。
基本的には毎年7月の上旬から1月下旬までの間、計30回の講座を実施しています。この講座は全国でも数か所しか行われていない貴重な活動として知られていますが、今まで本講座を受講した方で免許証を取得した人数はすでに55人(内バイク免許4人)となっており、さらに今現在、自動車学校に入校して免許取得に挑戦している方が何人かおられます。
皆さん、寶先生の授業を思い出しながら自信を持って頑張ってくださいね。
私たち南部ライフサポートセンターは寶先生のご指導のもと、卒業した方も含め、この講座で受講して免許取得に挑戦する皆さんの努力が報われますよう、引き続き、色々なサポートを続けてまいります。
一緒にがんばりましょう!

 

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