2016年7月15日

富岡地区の避難訓練に参加しました

2016年7月13日(水)午前10時から、阿南市富岡地区の避難訓練に参加しました。大きな地震が来て津波の恐れがあるという想定で、阿南市から「津波発生時における一時避難施設」に指定されている「NTT阿南ビル」にできるだけ早く避難するという訓練でした。
南部ライフサポートセンターも地元の自主防災会の皆さんと共に参加し、NTTビルの屋上まで歩いて避難しました。
4階建ての建物ですから階段を使って屋上まで一気に上るのは、日頃運動不足を自認するものとしては大変きつかったですが、できるだけ本番に近いものにするために、全力に近い速さで階段を上りました。
やっと屋上についてみると、近くの保育所の子どもたちが先に上っていてワイワイと楽しそうでした。「防災ずきん」をかぶって暑いはずなのにとても元気そうでした。これからも子どもたちには「自分の身を守るためにはこれがあたりまえ」という自然な感覚を持っていてほしいですね。
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阿南市の防災の担当者や阿南警察署のみなさん、阿南消防署の皆さんも駆けつけてくれて本番さながらのテキパキとした訓練になりました。
参加した感想としては、やっぱり本番そのものになれば、これほど冷静に階段を上れるかな、命が惜しくて我先に、と、人を押しのけて上っていくんじゃないか、というのが皆さんから聞こえてきた声で、特にお年寄りや子どもさんがいるご家族にとっては、過激な流れに巻き込まれないか、という心配があります。現に、屋上に上がってきた高齢の女性は気分が悪くなって座り込んでいました。これは周りの人たちの階段を上る速さに合わせてしまった結果のようにも思われます。私たちライフサポートセンター、パーソナルサポートセンターともに、この実際の訓練結果を踏まえて、本番では冷静にほかの人たちのご迷惑にならないように、なおかつ色々と手助けができるようになりたいものです。

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