2023年2月6日

2022年度自動車運転免許取得講座 閉講式

徳島南部ライフサポートセンター
2022年度自動車運転免許取得講座 閉講式を開催


 力強くエールを送る川越会長               いつもの熱いご挨拶・寶(たから)先生

 

2023年1月28日(土)、昨年7月から7ヶ月間30回にわたる、自動車運転免許取得特別講座の最終日を迎えることが出来ました。
最後の講座に先立ち閉講式が行われ、主催の「徳島県労働者福祉協議会」川越会長から、
7ヶ月間ご苦労様でした。お母さんと一緒に勉強された方もいらっしゃる、これも南部講座の特長と思います。免許を取ると世界が変わります。免許は一生使えます。免許を持つと社会人として役割と責任を負うことになりますが、皆さん、周囲の方への感謝を忘れず、その期待に応えてしっかりと免許を取得してください。そして皆さん、免許を取ってからは安全運転に気を付けながらお仕事や旅行、好きな人とのドライブを楽しんでください
と、閉講に際してのエールが送られました。
講師の寶先生からは、
今年度の受講生のうち、なんと、もうすでに一人が仮免許に合格、4名の方が自動車学校に入校と過去にないことで驚いています。免許を取ったら1.違反をしない。2.事故にあわない。3.事故を起こさない。親御さんに安心してもらえる運転を心掛けてください
と、免許取得に向けて温かいお言葉をいただきました。

受講生からは、
長期にわたってご指導ありがとうございました。初めのうちは分からないことばかりでしたが、受講回数を重ねるごとに少しずつ理解できるようになりました。今日で最後の受講になりますが、今後は家でも勉強して早く免許が取れるように頑張ります。また、免許を取ってからも安全を心掛け運転したいと思います
と受講の感想や、お礼の言葉が述べられました。


 一人ひとり講座の感想や先生へのお礼、免許を取ってからの夢などを話してくれました。
 そのあと和やかな雰囲気の中で記念撮影を行い、閉講式が終了しました。

 

   今日でお別れ?いいえ、わからないことがあったらいつでも
          何でも聞きに来てください、と寶先生からの「贈る言葉」

      どこまでも、熱く、愛情あふれるタカラ先生、これこそ南部講座の「宝」

 

続いて最後の講座が始まりました。
南部講座ならではの一つの特長は、保護者の方々も一緒に講座を受け、忘れてしまっている交通法規を子どもさんと一緒に学びなおしていることです。
家に帰ってお互いに先生の言葉を思い出しながら復習したり、勘違いして覚えてないかを確認しあったり、励ましあったりできるので非常に役立つと評判になっています。
寶先生の情熱溢れる指導力に加えて、こんなことも南部講座の生徒さんの免許取得率が高い理由かもしれません。
県外の人が「南部講座」を指定してはるばる講座を受けに来るくらいですから・・・。

 

 

「障がい者のための自動車運転免許取得特別講座」
~今までに48人が免許を取得、自ら人生の進路をきりひらき、社会に出て活躍中です~

この講座の正式名称は「障がい者のための自動車運転免許取得特別講座」といいます。療育手帳を持ち軽度の障がいのある方などを対象とした講座です。
この講座では自動車学校に入った時に授業をスムーズに理解できるように、事前に学科の授業をひととおり学びます。そして何度も繰り返し勉強することで専門用語や独特の質問内容などを理解していただき、入校後のスムーズな免許取得につなげます。
これは運転免許を取得することで就職活動の時に選択する職場の幅が広がり、生活そのものの世界や視野が飛躍的に広がり自立へと向かっていくことへの応援・サポートをするための活動です。
「公益社団法人・徳島県労働者福祉協議会(徳島県労福協)」が主催し、講座の運営・進行は徳島南部ライフサポートセンターが担当しています。
基本的には毎年5月の下旬から12月下旬までの間、計30回の講座を実施しています。この講座は全国でも数か所しか行われていない貴重な活動として知られていますが、今まで本講座を受講した方で免許証を取得した人数はすでに48人(内バイク免許4人)となっており、さらに今現在、自動車学校に入校して免許取得に挑戦している方は5人を超えていると思われます。
皆さん、寶先生の授業を思い出しながら自信を持って頑張ってくださいね。

私たち南部ライフサポートセンターは卒業した方も含めて、これから受講して免許取得に挑戦する皆さんの努力が報われますよう、引き続き、色々なサポートを続けてまいります。
皆さん、一緒にがんばりましょう!

 

PAGE TOP