2021年3月19日

防災植樹実施~地域と連携して大里松原を再生しよう!~

と き:2021年3月13日(土)午前10時  ところ:海陽町・大里松原
主 催:連合徳島・中央地協・南部地協・西部地協  協力:徳退連南部地協
指 導:海陽町大里集落協議会

海岸防災林・大里松原救援隊として、今年も連合と3地協共催の防災植樹が行われ、総勢60余名のうち南部地協関係からは22名が参加しました。前夜は雷鳴がとどろき、バケツをひっくり返したような雨の音が地響きを立てていたので、これは中止かな、と不安でしたが、明けてみるとどうにか曇り空で、それでも日和佐あたりまでは小雨が降ったりやんだり・・・。しかし海陽とおぼしき空にだんだん青空が開き始めるのが見えると、ヨッシャー!と胸が高鳴る。
松原に到着すると上天気になりました。

   
  中央地協・宮本議長      南部地協・岩佐議長      西部地協・細田議長

   
        地元大里集落の会長・佐藤さんからご挨拶を受けました(中)

 


      阿南市職労連                 JP労組徳島南支部

 


     海陽町職の皆さん              徳退連南部地協の皆さん

 

      

   

   
多忙な中、三浦・海陽町長が先に来られて精力的に植樹し、公務のため途中で帰られました(敬服&感激!)

 

 

   
現退共同(近藤幹事と岩佐議長)でヨイショ!(左)    JPは毎回参加!いつも情熱的に

 

   

 

昨年、台風による高潮で松林が海水をかぶり、松の根が長期間塩水に漬かったために、たくさんの木が立ち枯れしてしまいました。このため植樹の数を昨年の百本から、今年は三百本に増やしました。

   
    たくさんの木が枯れて伐採の跡!!! 驚きとともに思わずため息が・・・

 

      

   

  北から、西から、南から。老若男女の皆さんが一緒になって心地よい汗を流しました

 

 

 

 

 

昨年、台風19号の襲来で防潮堤を超えた高潮による冠水によって松の木が枯れたり葉が赤く変色したなどの被害は12haにも及びます。
この冠水の害はまれな例とはいえ、塩害や暴風、ほかにも獣害などによる被害を加えると、今後も百本単位で枯れていくことが危惧される現状にあります。
大里松原は津波に対する防災・減災の期待も大きい「海岸防災林」の一方で、「日本白砂青松百選」にも選定され、地元のみならず多くの方々に愛される散策や憩いの場でもあります。
連合は地域の皆さんと手を携えて住みよいまちづくりに貢献します。いつの日か「いたちごっこ」の様相に終止符を打ち、松原の完全再生に向け、地元の方々の熱意に連帯して、あきらめず、根気強く植樹活動を続けていきましょう。

   
 植樹が終わると防潮堤に座ってみんなで休憩しました。疲れが吹っ飛ぶ爽快な眺めでした

 

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