2022年3月18日

2022春闘街宣行動、阿南・那賀・海部

2022春闘街宣行動を行いました。
2月25日(金):阿南地区・・・仁木県議、橋本・藤本・福谷市議(市民クラブ)
         岩佐議長、益田事務局長、徳退連南部地協(田中、山本)
3月11日 (金):那賀・海部地区・・・岩佐議長、益田事務局長、徳退連南部地協(田中、山本)

いっこうに収束の見通しが立たないコロナ禍の中でありましたが、連合徳島南部地協は「こんな時こそ労使が真摯に向き合う春闘を」と訴えて阿南・那賀・海部地域を街宣車で走り、随所でかわるがわる演説を行いました。今年も「現退一致」の合言葉のもと、徳退連が共に行動しました。


         冒頭であいさつに立ち力強く訴える岩佐洋志・南部地協議長

上中町「セブン」前交差点で買い物中の方や通行する方々に訴えました。
仁木県議、市民クラブの橋本・藤本・福谷市議も駆けつけてくれました。
仁木県議からは依然として深刻なコロナ禍のなか、県によるコロナ対策の最新の状況について詳細な報告がありました。また、飲食店などのサービス業や様々な中小企業に及ぶ、労使ともに差し迫った窮迫の実態が明らかにされ、救済のための対策を訴えるとともに、倒産の瀬戸際に立たされている事業所も含め、現段階で活用できる支援の制度などについて説明がありました。


   橋本幸子市議         藤本 圭 市議        福谷美樹夫市議

市民クラブの方々からも、あつい連帯の挨拶があり、「20年にわたって賃上げがない日本の現状は先進国として恥ずべき事。経済の立て直しを実現するには、第一に人への投資、つまり賃金の底上げと働き方の改善によって冷え込んだ消費を拡大し、そのことによって企業の利益を向上させ、好循環を生み出していくことが求められています。先行きが見えにくい今だからこそ、労使が真摯に向き合い、未来につながる一歩を踏み出すことが重要です。みんなの未来をみんなで作っていきましょう!」と訴えました。

 

街宣しつつ、構成組織を巡って情勢を共有し檄文を手渡して激励しました


   阿南市職労連         クラボウ労組        JP労組徳島南支部


 四国電力労組阿南火力支部      王子新労          新日本電力労組


                 街宣しながら那賀町へ


    那賀町職           美波町職           牟岐町職


牟岐・和田委員長とガッチリ!     海陽町職          海沿いの道を
田中康夫・徳退連副会長
「退職者会をつくるぞっ! おー!」 
      


                 牟岐町「ポルト」前にて

岩佐議長は「賃上げと働き方の改善によって働く者の能力、意欲の向上と所得増を図り、消費拡大による経済の好循環を起動させることで、希望ある未来に変える「未来づくり春闘」に連合は取り組んでいます。すべての働く者の将来不安、雇用不安を払しょくし、社会全体の未来をより良いものにしていきましょう!」と声を張り上げました。


                「道の駅日和佐」にて

徳退連事務局長としてマイクを握った益田事務局長は、
「日本の賃金は20年以上にわたり停滞しており、平均賃金額は主要先進国の中で最も低い位置にあります。連合の春闘方針はあらゆる格差をなくすために積極的な賃上げなど「人への投資」により消費拡大を図り、経済の好循環に連動させることを掲げています。それにより国民生活全体の向上と全世代型社会保障制度拡充を実現させることを、私たちは強く求めていきます。共に頑張りましょう!」と訴えました。

 

<連合街宣カーで訴えたメッセージの内容>

皆さん、こんにちは!!
私たちは働く仲間でつくる労働組合の連合です。私たち連合は、春季生活闘争で、賃上げに取り組んでいます。日本の賃金は、1997年をピークに、上がっていません。その約20年間、働く者に適正に分配されてきませんでした。今、私たちの暮らしはコロナ禍により大きく変化しています。パートやアルバイトの方、とりわけ女性の方がコロナ禍により仕事を失ったり賃金が下がるなど、厳しい状況におかれています。
仕事をして賃金を受け取り、そのお金で生活するという日常を送ることがむつかしくなってきています。
私たち連合は、そのような状況を乗り超えるため、今年も春季生活闘争に取り組みます。経済がよくなった後に賃上げするのではなく、経済、社会の活力の原動力となる、人への投資こそが必要です。人への投資により、働く人の能力と意欲が向上し、所得が増えて消費が拡大し、企業の利益が向上することで、さらに人への投資につながるという力強い好循環を生み出していかなければなりません。今多くの企業は厳しい環境での経営を強いられ、雇用を守りながら経営を続けることに懸命に努力しています。このような時だからこそ、働く人と経営者が真摯に向きあい、賃金や働きかたの改善について話し合い、春季生活闘争の取り組みが必要です。労働組合連合は働く人の味方です。困ったことがあったら、どうか一人で悩まず、私たち連合労働相談窓口、0120-154-052・・・フリーダイヤル「イコウヨレンゴウニ」にご相談ください。ご相談にしっかり寄り添い、いただいた意見は政府や行政にも届けます。先行きが見えにくい今だからこそ、未来につながる一歩をみんなで踏み出すことが重要です。みんなの未来をみんなで作っていきましょう!

 

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