2022年5月10日

第93回メーデー阿南那賀海部地区集会が開催されました

第93回メーデー阿南那賀海部地区集会
と き:2022年5月1日(日)午前9時30分開会
ところ:阿南ひまわり会館 ふれあいホール
参加人数:約100名

当日午前中は雨が残るという予報でしたが、受付開始の午前9時には曇り空が一気に明るくなり始め、連休の真ん中にもかかわらずたくさんの仲間が集まって第93回メーデー集会が開催されました。
コロナ禍のために自重していたデモ行進も3年ぶりに行われ、シュプレヒコールをあげて町のなかを進みながら「労働者魂」が打ち震える感動を覚えました。


                  「メーデー万歳!」挨拶する岩佐洋志・メーデー実行委員長

 


   誇り高き組合の名のもとに・・・             ご来賓の方々

 


      4件の特別決議採択とメーデー宣言。    プラカード審査で1等獲得のJP労組


     デモ行進へ出発!突き上げるこぶしにあらゆる人々の願いや想いを込めて!



 シュプレヒコール!!  
     格差拡大、負担増 ハンターイ!   年金や医療、福祉の後退は許さないぞー!



阿南市職労連の街宣車でシュプレヒコールのリード    市役所前を行くデモ行進
をするのは連合徳島女性委員会南部地協
委員長小川由佳さん


「お父さん、何かやってくるよ!」
「メーデーのデモ行進だよ!」「えっ、メーデー!」

 

 

<恒例・お楽しみ抽選会の始まりです>MCは今回も市職労連・山口さん!大いに盛り上がりました。


          3等賞は王子新労プレゼンツ、1年分の「ネピア・ティッシュペーパー!」

 


                  四国労金特別賞          1等賞!

 


            受付の様子             ★徳退連南部地協の方々
                            今年も徳退連はプラカードづくりと
                            デモ行進に元気いっぱい頑張りました。
                            現役諸君!共にガンバロー!

 

▲今年のメーデーは3年ぶりのデモ行進が実現して大変感動したのですが、残念なことに、今回はコロナ禍の関係で、行進する者は全員マスクをつけ、直接大きな声を出すことはやめて、シュプレヒコールは録音した声を流しながら進んだのでした。

それでもシュプレヒコールの声に合わせて、こぶしを力強く空に突き上げ、心の中では大きな声を張り上げながら行進しました。

精魂込めて作り上げたプラカードを持って、シュプレヒコールとともに進む私たちの行進は道行く人には少し物珍しさや驚きがあった一方で、しっかりと共感いただけたに違いありません。

 

★ご来賓の方々:
県議会議員:仁木啓人さん
市議会議員:橋本幸子さん、福谷美樹夫さん
      ※藤本圭さんは所用のため欠席
徳退連南部地協:原田利朗さん
四国労金阿南支店:佐々木美紀さん

 

★祝電、メッセージをお送りいただいた方々(敬称略)
徳島中央メーデー実行委員長:大谷竹人
衆議院議員:仁木博文
参議院議員:吉川沙織
阿南市長:表原立磨
阿南市議会議長:平山正光
立憲民主党代表:泉 健太
国民民主党代表:玉木雄一郎
徳島県商工労働労働観光部長:梅田尚志
徳島人権・平和運動センター議長:岩生大治

★採択された特別決議

2022中小春季生活闘争未解決組合を支援する特別決議
良質な公共サービスの確立を求める特別決議
ロシアのウクライナ軍事侵攻の即時作戦中止・撤退を求める特別決議
憲法改悪を阻止し、部落解放・人権政策確立と「部落差別の解消の推進に関する法律」の完全実施と水平社創立100周年を記念して、部落差別の完全撤廃に向けて更なる前進を誓う特別決議

メーデー宣言

 

参加された皆さん、お疲れさまでした。

メーデーは労働者が集まり、集会やデモ行進をして権利や要求を主張する日、
同時に、働くことの意味や喜びをつかの間ながら思い切り謳歌し、広く大衆の皆さんととともに共有する日です。

しかしながら現実の労働環境やとりまく政治情勢を考えると、気楽に喜びあっている場合ではなく、
今や労働三法がないがしろにされ、
使用者は利益を最優先し、労働者の賃金や待遇は後回し、
都合のいいようにいつでも首切り口減らしができる悪法の数々・・・。

「労働者の祭典・メーデー」は、
働きがいのある職場づくりを求める仲間の皆さんが集まった光景があって、
それだけで明日への希望につながっていく、1年に一度の労働者の祭典であったのは、もう過去のお話?!

皆さん、
あなただけが恵まれていても、仲間の誰かが厳しい環境や格差に苦しんでいれば、
みんなで力を合わせて押し上げ助けるのが労働組合の役割です。
力を合わせてこそできることがたくさんあります。

真剣に、しっかりと手を携えて、中央地方、企業の規模、雇用形態、性別年齢などに関係なく、
公平な待遇、公平な政策・制度を確立させなければなりません。
共にがんばりましょう!

 

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