2019年11月14日

阿南市長選挙・阿南市議会議員補欠選挙

2019年11月10日(日)、阿南市長選挙と阿南市議会議員補欠選挙が行われました。

【岩浅嘉仁氏惜敗】
阿南市長選挙において連合南部地協は引き続き現職の「岩浅嘉仁」氏を推薦、5期目の当選を目指し南部地協の総力をあげて戦いました。
しかし残念ながら1,252票の僅差で惜敗しました。

(敬称略)
表原立磨(44) 16,644票 当選

岩浅嘉仁(65) 15,392票

投票率:52.94%(前回比:0.67%増)

   

4期16年に及ぶ岩浅市政の評価や多選の是非が問われ、意見が割れたのは事実であり、結果として票が拮抗して二分しました。今後の市政運営はこの割れた民意を踏まえて、公平・公正、不偏不党に耳を傾けてほしい、と切に願います。

表原氏の勝利は、「地域に漂う閉塞感の中、現状打破を願う声が高まった証左だ」という新聞の論評ですが、この閉塞感は国全体を覆っているもので、阿南に限って漂っているものでもなく、いわんや岩浅市長がもたらしたものでもなく、また一朝一夕に吹き飛ばせるほど、その病巣は単純なものではないと思われます。
そんななか、為政者が変われば「何かいいことが起きる」という期待感がこの結果を生じさせた部分もあると思われ、それを妄想や幻想に終わらせないためにも、市長に対して徒に責任を問うのではなく、自助、共助の精神も併せ持ちながら行政と共に阿南市を盛り上げていくことが今後の市民のありかただと考えます。
また、新市政がスタートすると、「さっそく目新しい成果を見せて」、とせかされるかもしれません。
そこでは行政マンの力量が問われることになります。
表原市長は「市民の声が集まりやすい柔らかな雰囲気を大切にしたい」という姿勢をお持ちなので、行政マンの皆さんが、市民の声を受け止め、また法や制度・政策の目指すところをしっかりととらえて、臆せず大胆に意見を述べられる労働環境を作ってほしいと願います。
そうしてしっかりと結果を生み出すためには、市民ファーストのもと、なんといっても表原市長とガッチリと手を携え、息を合わせて、住みたい、住みやすい、住んでよかった、そして人を誘いたくなる「阿南市」をつくり上げていってほしいと思います。

岩浅氏が手掛けてきたよき事柄は決して断絶させずに継続しながらも、自らの公約を着実に実現させるために、その若く、情熱あふれる正義感や潔癖な政治理念を大いに発揮できますように、私たちは是々非々の立場で真摯な提案や必要な支持をさせていただきたいと考えます。

 

◎藤本圭さんが見事に返り咲き、市民クラブに所属(阿南市議会議員補欠選挙)

阿南市議会議員補欠選挙で、私たち南部地協は徳退連の皆さんとともに元職の「藤本圭」さんを推薦して現退連帯して連日支持を訴えて戦いました。
定員3人のところ、5人の候補がしのぎを削る厳しい戦いでしたが、即戦力、若い力、そして市民とともに全力でまちづくりに取り組みます、という熱意が支持を受けて、見事に当選を果たしました。
議員の資格は11月11日からで、会派は「市民クラブ」に所属し、すでに私たちとともに活動を始めています。
ともに力を合わせて「住みたい」「住みやすい」「住んでよかった」阿南市のまちづくりのために頑張っていきましょう。

(当選)
渡部友子(44):8,315票
広浦雅俊(37):7,836票
藤本 圭(41):6,228票

(落選)
松田裕二(61):4,800票
佐古竜巳(43):3,504票

 

   
  力強く決意を述べる藤本候補   選挙カーいざ出発!  連合徳島・新居会長とガッチリ握手  

 

 

PAGE TOP