2015年9月23日

「安保法案」強行採決。この法は明らかに無効だ。

一政府の「閣議」という狭い利己的な場所で、「集団的自衛権」は合法だと決めつけられたあの日。2014年7月1日。

それは「安保法の成立」という「解釈改憲」終着点に向けての時代逆走の始まりの日だ。

それが「憲法の解釈変更」閣議決定の日であった。

まさに「憲法が死んだ日」、「総理という名を利用した安倍という男によって憲法が殺された日」である。

「解釈変更」によって憲法が時の政府によって蹂躙される、という屈辱の現象。

日本はその日から、憲法の上に政府があるという異様な国になった。

しかし、そもそも、そのスタートである「憲法の解釈変更」そのものが、明らかに憲法違反なのだから、その後の手続きはすべて無効なのである。

このことは明明白白。だから当然、2015年9月19日未明の参議院本会議での安全保障関連法案の採決も全くの無効なのである。明明白白。

憲法学者、弁護士、労働組合、市民団体だけでなく、政治への関心が低いといわれる若者や母親、それに高校生までもが、日本各地の、あるいは国会議事堂をとりまくデモや集会に参加した。

声を上げた。政府に対して懸命に意思を伝えようとした。

それらの声を全く意に介しない安倍という男。

しかし国民をなめてはいけない。集まった力は決して消えない。

そしていつの日か必ず実を結ぶのである。

それを信じて闘いは続いていく。

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