2015年9月14日

安全保障関連法案の廃案を求める9・12徳島県民大集会

2015年9月12日(土)、15時から、徳島市藍場浜公園において安全保障関連法案の廃案を求める9・12徳島県民大集会」が開催され、1200人余りの老若男女が集まりました。

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   共同代表・吉成務さんに続いて連帯のあいさつをする民主党県連仁木博文代表(右の写真)

 

安保法案、つまり「戦争法案」は、「平和を希求する国・日本」を大転換させ、世界のいたるところで発生した国際紛争に、米国に追随し武力をもって参入し、日本軍(自衛隊軍)が殺し殺されることを事実上容認することを意味する。

戦争にいい戦争なんてありません。すべて人殺しです。殺し殺されるのが戦争なのです。

瀬戸内寂聴さんからの連帯メッセージが読み上げられると、大きな拍手がわきおこりました。

 

憲法違反が明明白白なこの「戦争法案」には、多くの憲法学者や研究者、弁護士、自治体議会が、さらには元最高裁判事や元内閣法制局長官までもが反対を表明し、全国津々浦々には子どもたちや母親、学生、高齢者、そして労働者、文化人、宗教者など、あらゆる方々が、広範かつ多様な反対行動を展開しています。かつてなかった光景です。

この「徳島県民大集会」でも、まさにその通りの光景をまの当たりにしました。

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「安保法案今すぐ廃案!」「安倍政権の暴走止めよう!」シュプレヒコールを繰り返しながら街の中をデモ行進。

 

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「そごう」のそばの陸橋ではプラカードを掲げて四方八方にアピール!大人の中に埋もれそうになりながら子どもたちもせいいっぱい頑張っていました。

政府・与党は9月17日にも法案を成立させるよう動いています。歯止めのないこの法案が成立してしまえば、充分な情報公開もされないまま、時の政府、特に安倍総理のような独善的な判断でいかようにでもなる「重要影響事態」の認定、日本軍の海外出兵。

戦地での後方支援で「弾込め」や「燃料注入」をしている日本軍を狙ってロケット弾が打ちこまれ、一瞬にして殺し合いに発展することも充分あり得ると考えると、いてもたってもいられない、黙ってなんかいられない、という方々が集結。危機感を共有し、怒りの充満したアツい集会でした。(山本)

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