阿南那賀海部地区 第91回メーデーを開催しました
第91回メーデー阿南那賀海部地区が街宣行動を展開
~メーデー中央大会はオンライン開催~
1920年5月、東京上野公園において、1万人ともいわれる労働者が結集して、日本で初めて行われた第1回メーデーから数えて100年の節目を迎えた記念すべき2020年の今年。
残念ながら新型コロナウィルスの感染拡大を避けるため、連合主催の中央メーデーは、異例のオンライン開催となり、youtubeの公式チャンネルで神津里季生・中央メーデー実行委員長は「この20年間、新自由主義的な政策や自己責任論が横行し、不安定かつ低処遇の働き方が大幅に増えた」と主張、守りあう仲間の団結とセーフティネットの重要性を訴えました。
連合徳島もこれに倣い集会は中止し、徳島中央メーデーは街宣行動を行いました。南部地協も阿南那賀海部の3地区を走りスピーカーで訴えるとともに随所で岩佐議長が熱い演説を行いました。
★メーデー実行委員会の決定により2020年5月1日(金)、阿南市職労連の車で南部地協事務所を出発、三密を避けて南部地協から岩佐議長、宮田副議長、益田事務局長、山本書記の4名のみが参加しました。
上中町のスーパー「セブン」前で買物客や通行する人・車に向かって訴える岩佐議長
美波の町内を廻って訴える街宣車。「道の駅日和佐」の前に車を止め、
岩佐議長がマイクを握って大きな声で訴えました。
世界は今、新型コロナウイルスの恐怖に脅かされている。
その緊急事態の中で露呈している社会の矛盾、脆弱な労使関係、それは経済や社会、そして雇用に深刻な影響を及ぼしている。しかし、こうした厳しい状況の中にあっても、命と健康を守り、経済を動かし、社会を維持するために懸命に働き続けている方々の存在と頑張りに対して、改めて全体で感謝と激励を送ろう!
私たちには労働三権が保障されている。その一つが団結権です。一人で悩むのではなく、私たちは共に立ち上がり、働く一人一人がつながっていきましょう!
今、通常のセーフティネットでカバーされない労働者、不安定な働き方の労働者が多くの割合を占めています。連帯の力で守っていかなければならない。政府、行政への要請をさらに重ねていかなければなりません。共に頑張りましょう!
(中央メーデーメッセージより)第91回メーデー宣言