徳島県退職者連合南部地域協議会第5回定期総会を開催
と き:2016年12月21日(水)16時
ところ:ロイヤルガーデンホテル
松崎会長と執行部
徳退連・南部地協第5回定期総会が師走の慌ただしいなかではありましたが、代議員の皆さんや来賓の方々をお迎えして開催され、熱気あふれる総会になりました。
年末のお忙しいなか、駆けつけていただいたご来賓は、 徳島県退職者連合・小笠原幸雄会長、連合徳島・田北光弘副事務局長、阿南市・岩浅嘉仁市長、民進党徳島県連・仁木博文代表、阿南市議会市民クラブ・日下公明議員、橋本幸子議員、仁木啓人議員、連合徳島南部地協・松村淳議長、四国労金阿南支店・山本真史支店長の皆さま。
議長には大野康則代議員(JP労組徳島南支部退職者の会)が選出されました。
松崎会長は、「今、年金・医療・介護の問題が最も重要な時期に差し掛かっており、阿南・那賀・海部の自治体や徳島県に対して改善の要請を行いました。私たちの生活を根本から支えるべき社会保障制度等の改善について、引き続き自治体要請活動を現退一致で強化展開していきましょう!」と訴えました。
小笠原会長からは、私たちをとりまく国内外の情勢についての見解が述べられ、「私たちが生き生きと暮らすために根本的に必要なもの、人権や平和、そしてきちんとした社会保障などが守られる福祉社会を実現しなければならない、しかし今、安倍政権の強引な手法によって次々と切り崩されている。私達の団結で政治を変えていこう」、との檄をいただきました。
また岩浅阿南市長から、私達の暮らす日本という国の姿やその課題などについてユーモアを交えながらのご挨拶をいただきました。私たちは、その軽妙な語り口に思わず笑ってしまいながらも、目前に迫りくる様々な課題について気を引き締めて取り組んでいかなければ、という意思を一層強くしたのでした。
衆議院の解散が年明け早々にも予想されるなか、忙しいスケジュールの合間を縫って駆けつけてくれた次期衆議院議員選挙立候補予定者・仁木博文民進党徳島県連代表は、安倍内閣の目に余る暴走に対する強い怒りを訴えるとともに民進党に対する期待と信頼を取り戻すべく粉骨砕身がんばります、との決意を力強く表明すると、熱気のこもる大きな拍手に包まれました。
阿南市議会の連合推薦議員を代表して日下公明議員(市民クラブ会長)からもご挨拶をいただき、市議会における様々な課題等についての報告と熱い激励をいただきました。
民進党徳島県連・仁木博文代表 阿南市議会市民クラブ・日下公明会長
全労済徳島県本部からの魂のこもったメッセージを読み上げる高橋幹事
続いて執行部からの活動報告、会計報告、会計監査報告を承認いただき、2017年活動方針案、会計予算案、役員体制案の3議案についても満場一致で承認されました。
特に活動方針の中で「政治活動の強化」はこの時期非常に重要な課題で、来年にも予想される衆議院の解散・総選挙は、この国の主役は誰なのか、一部の大企業、富裕層なのか、又は労働者・生活者としての国民なのか、が問われるとともに、それを明らかにしなければならない選挙になります。
連合徳島や徳退連が掲げる政策・制度の実現のためには、私たち生活弱者の目線に立った政党・政治家との共闘が不可欠との共通認識にたち、政治活動の重要性の理解と活動への自発的な参加を促進します。
また、地方議会における政策実現力の必要性は益々増しており、希望と安心の地域づくりの為に、住民とともに認識を共有して連携・共闘する議員の当選を勝ち取りましょう!!
1.第48回衆議院議員選挙 立候補予定者
連合徳島推薦決定(連合徳島第28回中間期大会)
徳島県第1区
仁木博文(にきひろぶみ)民進党公認:元職
2.阿南市議会議員選挙 2017年11月執行予定
【連合推薦:現職議員】
橋本幸子(はしもとゆきこ)
日下公明(くさかきみあき)
仁木啓人(にきよしひと)
安倍政権は「デフレ脱却・円安株高」と「内閣支持率」を表裏一体のものとしてとらえ偏重した経済政策を進めた結果、一部の富裕層や株主、輸出大企業だけがその恩恵を受け、その陰で年金生活者や非正規労働者、中小企業労働者などは、ますます貧富の格差が拡大するという結果を生じさせています。
また物価だけが上がる一方でほとんどの労働者の実質賃金は下がったために、消費者としての庶民の暮らしは不安が増すばかりで財布のひもを固くし、消費マインドは一向に活性化しないのです。
そんな一消費者・生活者としての私たち高齢者にとって、年金と社会保障が生きていく上のまさに頼みの綱のはずですが、政府は貴重な年金積立金を株高操作の為に、勝手に株式に投入し続け、さらに社会保障制度の改悪にもどんどんと手を付け、具体的な「高齢者いじめ」を加速し始めました。
政府は、その最大の原因は少子高齢化による財源不足だからやむを得ない、と正当化しようとしていますが、しかし、その背景にはもう一つ、私たちがどうしても見過ごしてはならないことがあります。それは、歴代自民党政権、自・公政権が押し進めてきた雇用・労働法制の緩和・改悪によって、不安定雇用、低賃金労働者が激増、経済格差がますます拡大していることです。むしろ、そのことこそが少子化を加速させ、社会保障財政のみならず、中央・地方の財政をも低迷・圧迫している最大の原因だといっても過言ではありません。
このように国の基本的な政策の誤りが、老若男女を問わず国民の暮らしから夢や希望を奪い取っています。
新たな役員体制では、松崎会長の退任に伴う補充・交替がありました。
新会長には廣田幸雄さん(自治労阿南市職員退職者会)が就任しました。
また廣田さんの後任副会長には原田利朗さん(JP労組徳島南支部退職者の会)が就任。
松崎会長は、会長退任後も「顧問」として残り、その役割を担ってくれます。(役員体制)
会長就任の決意を述べる廣田新会長 総会宣言を読み上げる杉原幹事
私たちは「総会宣言」において、高らかに
「徳島県退職者連合南部地域協議会は、徳島県退職者連合と緊密に連動し、本日の総会で「平和憲法を守り、恒久平和の実現」に向けて取り組み、さらに、「社会保障制度の改革、改善に向けた政策・制度要求」を県下で進め、あわせて 「組織の拡大・強化」をはかり「平和で豊かな福祉社会実現」に向けて力強く前進することをここに宣言する。」と満場一致で採択しました。
議長解任の挨拶・大野代議員 閉会挨拶・原田副会長
お疲れ様でした。
安心・信頼の社会保障制度の確立で、生き生きと安心して暮らせる社会にしよう!