第31回阿南市民平和祈念集会
「第31回阿南市民平和祈念集会」と
「反核・平和の火リレー」開催
2015年8月6日午前8時、阿南市役所裏の桑野川堤防上で「第31回阿南市民平和祈念集会」(阿南市民平和のつどい実行委員会主催)が開かれました。
阿南市婦人連合会(紅露清恵会長)など各種団体の方々や市民100人余りの方々が参加しました。
私たち連合徳島南部地協(高退連含む)も実行委員として参画、この日は早朝から構成組織の皆さんがたくさん参加しました。
最初に松崎清治実行委員長の挨拶、続いて来賓の岩浅阿南市長、市議会から奥田勇議員からの挨拶があり、連日全国から駆け付けた老若男女が国会を取り巻き、安保法案の廃案を求める声をあげているという情況のなか、「二度と戦争をしてはならない」という強い意思と願いが、あいさつをされる方々から繰り返し述べられました。
1分間の黙とうに続き、「核兵器廃絶と世界平和の実現に向けて、市民一人一人が力を合わせて行動する」との平和宣言をしました。
続いて、戦争のない社会の実現を訴える「反核・平和の火リレー」の開会式に移り、リレーに向けた決意表明のあと、「核のない平和な社会の実現を求める要請書」が読み上げられ、岩浅市長に手渡されました。
岩浅市長に「核のない平和な社会の実現を求める要請書」を手渡す
そのあと、いよいよ阿南市職労連青年部による「反核・平和の火リレー」の出発です。
「核廃絶へ」と書いたおそろいの黄色いTシャツを着た青年たちの声援を受け、第一走者が堤防上からスタートしました。
力強く走ってゆくうしろ姿を、青年たちにまじって誇らしげに見送る年配の方々の姿がありました。
今まで支え、つなげてきて、今年、第31回を数える平和を守る運動を、次代を担う若者たちが、しっかりと継承してくれているということへの感謝と嬉しさの入り混じった、実にいい顔をされていたのが印象的でした。
戦争のない社会の実現を訴える「反核・平和の火リレー」は5日から7日までの3日間、およそ550人の走者が県内全15市町村、163キロを走ります。
阿南のチームは広島・平和記念公園から採火(さいか)した「平和の火」のトーチを掲げ持ち、小松島のチームにつなぐまでの市内10区間13.5キロを走りました。