2014年10月7日

連合の重点政策学習会を開催

「連合の重点政策」学習会を開催しました
~南部地協の仲間36名が駆けつけてくれました!~

連合徳島の森本事務局長を講師に招き、9月30日(火)午後6時、 「阿南市ひまわり会館」において、連合の重点政策学習会を開催しました。 南部地協の仲間36名が集まり、局長の説明を受けて活発な意見交換や決意表明がありました。

講師として来ていただいた連合徳島・森本事務局長から、「連合の仲間がひとつになって『ストップ・ザ・格差社会』、「暮らしの底上げ実現』を合言葉に、国民が 将来にわたって希望と安心をもって暮らせる『働くことを軸とする安心社会』の実現をめざし、『重点政策』を掲げて取り組ん でいきましょう」との力強い言葉があり、続いて、政策をさらに絞り込んだ「最重点政策・9項目」などについて詳しい説明がありました。


森本局長の説明は非常に明快でわかりやすく、聞き入っていくうちに、労働者をとりまく情勢がますます厳しくなっている こと、その中で私たちが決して譲ってはならないものは何かということ、その一つ一つの大事さなどを改めて気づかされました。
と同時にそれらを守り、私たちの求める制度・政策を実現させるために「連合の重点政策」を、みんなの共通認識としてしっかりと受け止め なければならない、という意思を一層強くしたのでした。


自治労阿南市職労連の松本委員長から、森本局長の講義に対する謝意とともに力強い連帯の決意表明があり、 局長からも「ともに頑張りましょう!」との熱い言葉が返ってきました。
新日本電工労組の松園さんからは、最重点政策(2)の「税制改革」に関連しての質問。消費税は社会保障財源と位置づけられているが、様々な功罪をはらんでいる。 低所得世帯ほど過重な負担を強いるという逆進性は見逃がせない。軽減税率の是非はどうなのか。またワーキングプアの所得額の定義はどうなのか。その実態は? などの質問がありました。
局長からはワーキングプアを生む構造や、税制のはらむ矛盾点等について説明がありました。 経済格差を是正するためには、税制や社会保障制度等々を通じた所得の再分配政策の強化が求められます。 その観点から策定された連合の政策「公平・連帯・納得の税制改革の実現」が急務です。

連合の政策の中や様々な文書の中に今、非常に目につくのが「ワーク・ライフ・バランス社会」という言葉です。 わかるようでわからない言葉だな、と思う人は多いのではないでしょうか。
森本局長は極めて明快に、この言葉の意味するところを解き明かしてくれました。
でも、皆さん自身であらためてこの言葉の意味するところを咀嚼して、理想とする「ワーク・ライフ・バランス社会」を自分の中に構築してみてほしいと思います。
我々の人生総体の中で、働くことの比重が極めて大きい中、やりがいのある仕事をすることと同時に、休息やその他私的な生活の部分、それらをすべてひっくるめて 自分らしい形で享受することができる社会づくりのために、連合はさまざまな制度・政策づくりの要求をしています。

皆さん、お忙しいところ大勢のご出席をいただき、ありがとうございました。
単産、単組は違っても目指すところは同じです!!
『働くことを軸とする安心社会』の実現を目指して、共に運動を続けていきましょう。

団結、ガンバロー!

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