2014年9月19日

第30回阿南市民平和祈念集会開催

8月は阿南市民が平和を祈り、守り継ぐ活動を行う 平和の月です。


              <平和祈念の塔>市役所玄関前

 

8月6日朝8時、今年も阿南市役所入口にある「平和祈念の塔」の前で 「阿南市民平和祈念集会」が開かれました。
この阿南市民平和祈念集会は、阿南市と平和のつどい実行委員会の共催で、 すべての市民の願いを込めた全市的な集いとして始められ、今年で実に30回という回数を重ねました。
まず実行委員長の松崎清治さんから、
「今、平和を脅かす動きがますます活発になり始めています。今ほど平和が脅かされているときはありません。 しかもそのことに気づいていない人たちが大勢います。この動きにストップをかけ、阿南市議会が 1982年9月に決議した「平和擁護非核都市の宣言」の趣旨に基づき、市民の皆さんと連携して 平和を守る運動を進めていきましょう」と訴えました。

「阿南市」からは市長にかわって西田修政策監、市議会からは星加美保副議長にご出席いただき、 平和を願う熱いお気持ちのこもったご挨拶をいただきました。


 

反核・平和の火リレーの走者代表・村部直樹さんからも力強いあいさつがあり、 その後みんなで黙とうを捧げました。
続いて「平和宣言」を阿南市職労連女性部長・黒田ゆかりさんが読み上げて、全体の拍手で確認しました。

 

市役所の平和祈念の塔の前には、多くの市民の方々が集まり、アツい平和への思いを共有しました。


語り合う人、共に同じ方向を見つめて黙す人
集まって仲間たちの気持ちの中に溶け込む人、人・・・
様々な人たちの上に、蝉が鳴きはじめる。
あの日の広島の朝もそうだったかのように・・・。

 

すべてのセレモニーが終わると、いよいよ「反核・平和の火リレー」の出発式です。

 

第1走者はさわやかな青年です。
黄色い声援や大きな歓声に見送られ、 力強い足取りで風を切ってスタートしていきました。


そのたくましい後ろ姿は、平和を守るために、 息長く活動を続ける強い意志を象徴しているように見えました。

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