2015年6月1日

「Stop The格差社会!労働者保護ルール改悪阻止!暮らしの底上げ実現」街宣行動

2015年5月28日(木)、連合徳島南部地域協議会は阿南・那賀・海部地区に向けて「Stop The格差社会!労働者保護ルール改悪阻止!暮らしの底上げ実現」等を訴えて街宣行動を実施しました。

街宣の日程

2015年5月28日(木)(阿南・那賀・海部地区)

参加者

松村議長、鎌田副議長、山本事務局長

 

まず阿南の「那賀川公方道の駅」で、松村議長がマイクを持って「私たちは働く仲間の連帯組織、労働組合の連合、連合徳島です。」

「今、労働者を守る法律やルールを無視して利益だけを優先する「ブラック企業」が後を絶ちません。サービス残業や長時間労働がまかり通っています。こんなことでいいんでしょうか、皆さん!」

「政府は労働者を守る制度・政策や保護ルールを、さらに改悪しようとしています。労働者派遣法の改悪は派遣社員を固定化しようとするものです。こんなことが許されてはなりません。企業側が使いやすい労働者、そして使い捨て易い労働者のしくみを、今、安倍政権は作ろうとしています。これをみんなの力で絶対に阻止しなければなりません!」

「地域や職場で声を上げて必ず食い止めましょう!」

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続いて街宣車を那賀町へと走らせ、那賀町の役場前に車を止めてスピーカーからアピールする声を流しながら役場の中へ入り、宣伝ティシュを全職員に配布しました。また周辺の町民の方々にも訴えながら配りました。

また、南部県民局那賀庁舎にも入りました。スピーカーから出る女性の熱い声がしたかと思うと、ドヤドヤっと連合の男たちが中に入ってきて、何かを訴えながらティッシュペーパーを配り始めたので、庁舎を管理する担当の方が戸惑っておられましたが、若い職員の方は笑顔で受け取ってくれて、激励をいただきました。(那賀庁舎の皆様、大変お騒がせいたしました)

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さらに奥へと車を走らせ、山越えで美波町に入り、「道の駅・日和佐」に車を止めて、松村議長が約15分、道の駅にいる人たち、通行する人や車に向かって熱く訴えました。

長時間労働の合法化や過労死につながる裁量労働制の拡大、「年金積立金」を了解なしにリスクの高い株式運用している問題などにも触れ、現在から将来に向けて、いかに不安定な状況が作られようとしているか、を説明していると立ち止まり、じっと聞き入ってくれる人もいました。

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                ティッシュを配る鎌田副議長

 

次に牟岐町、海陽町へと車を走らせ、折り返して阿南には16時過ぎに帰着。街宣行動を終了しました。 

私たち南部地域協議会は、今日一日、街宣車で訴え、マイクで演説を行い、安倍政権の進める関係労働法などの改悪を、力を合わせて食い止めましょう、と訴えました。

長い年月を費やし、労使の間で交渉と拒絶と合意を繰り返しながら作られてきた私たち労働者を守る大事な大事な政策制度法律を、安倍政権は今、根本から崩してしまおうとしています。

それは明らかに企業側による「労働者をモノとしてしか見ない」観点での改悪にほかなりません。企業の利益を増やすために、労働者にかかる経費という「コスト」をカットすることこそ早道だとばかりに、我々労働者の「民意」に耳を傾けることなく、一方的に進めているのです。

 

まさにいま、労働者が安全・安心な環境の中で働くことが保障されるかどうかの瀬戸際にあります。 

この歴史的な窮地の中で、私たち弱者としての労働者は、一致団結して地域や職場の皆さんと共にがんばって闘い抜き、勝利しましょう!

 

 

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