2019年4月6日

美波町を舞台にした映画「波乗りオフィスへようこそ」先行公開中

海部郡美波町を舞台にした明石知幸監督の映画『波乗りオフィスへようこそ』が、イオンシネマ徳島にて2019年4月5日(金)から先行公開、18日まで見ることができます。監督の明石知幸(あかいしともゆき)さんは、1958年美波町阿部生まれ、脚本も明石さんが書き下ろし、同町赤松出身の映像作家赤川修也さん(東京在住)が撮影を務め、美波の出身者が仲良くタッグを組んでいます。もう一つの情報として、プロデューサーは「夫の一番近くにいる応援団」を自認する妻の天野真弓さんです。天野さんは、若手映画監督の登竜門「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」のスタッフとして、現代の日本映画の中核を担う監督たちを世に送り出し、数々の話題作も次々とプロデュースしている敏腕プロデューサーです。

映画は、東京から故郷の徳島にオフィス移転を行ったIT企業社長をモデルにして、映画初主演の関口知宏さんを中心に、宇崎竜童さん、岩崎加根子さん、宮川一朗太さんらベテラン勢が脇を固めています。「免許がない」「キリコの風景」などの監督作品で知られる明石知幸監督の出身高校は、先日の選抜高校野球で優勝した東邦高校を相手に善戦した「富岡西高校」です。劇中ではその富西の吹奏楽部が登場して見事なブラスバンドの演奏を披露しています。

作品のモデルになった社長とは、株式会社あわえの吉田基晴さんです。彼は1971年美波町奥河内生まれ。2012年美波町にサテライトオフィス「美波Lab」を開設し、翌年には株式会社あわえを設立。本社を美波に置いて、映画の中にあるような熱血奮闘を続けながら地方の底力を発信しています。

【あらすじ】
主人公・徳永は東京で経営していた会社の経営が窮地に立たされ、有能な人材を故郷・徳島県美波町に求めるが、なかなかうまくいかない。
過疎が進みすっかり活気を失った町で、たくましく生きる地元の同級生や起業家の人たちに助けられ、悪戦苦闘の末に、豊富な自然を武器にした発想でアイデアを打ち出してやっと人材確保にこぎつけ事業は前に進みだす。同時に徳永は同じような悩みを持つ企業のために、サテライトオフィスの誘致を進めるベンチャーを設立するのだった。

徳永らの活動がニュースでとりあげられ、それを見た東京の女子大生たちがゼミ生のインターンシップ先に「四国の右下・美波町」を選んでやってくる。そんな女性たちや、サテライトオフィスの社員たちが、見えない絆や赤い糸に導かれながら地元の住民たちとの様々な交わり、厳しくも心温まる生き方が描かれる中で、日本全国に通用する地方創生へとつながる処方箋を書く男、徳永がクロ-ズアップされていく・・・・。

★製作者サイドは、
「今や「地方創生と」は一大ブームというより、もはや国家的な政策課題になりつつあります。政府はさまざまな地域振興策を打ち出し、地方自治体自身も地域活性化に意欲的に取り組んでいます。しかしながらこのような日本全体の盛り上がりにもかかわらず、これこそ地方創生の切り札!という決定的な方法論が見えていないというのが現実です。

今も地方活性化のさまざまな試みが全国各地で行われています。その行動に無私の汗を流す人びとにエールを送り、さらなる勇気を奮い起こしていただくために、この『波乗りオフィスへようこそ』がひとつのきっかけになればと願っています。」
と語っています。

 

作品の中で描かれる経営者と社員が経験する“地方創生““働き方改革“をめぐる愛憎劇、地元の人たちと本音でぶつかり合う人間模様のなかで、生きる知恵をしぼって暮らす人とのつながりを実感できる田舎暮らしには、人として一番大切なものがある、ということに気づく。

これらは赤石さん自身の体験として、早大を卒業後、下働きの助監督から監督になってすぐに映画業界の不振、企画・プロデューサーへの転身、そしてフリーランス監督への転向、という、まさに太平洋の荒波を乗り越えるような人生を経てきた赤石さんならではの説得力、それも明るい希望を持たせてくれる力を感じさせる映画になっています。
美しく豊かな美波の自然や、あの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」を歌った竜童さんの存在感と「阿波弁」にも注目してください。

映画「波乗りオフィスへようこそ」は、イオンシネマ徳島にて2019年4月5日(金)から18日まで先行公開されています。
東京では有楽町スバル座にて4月19日(金)からの公開となります。その後全国で順次公開の予定です。

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